私は魚が全く食べれないが、水族館は好きだ。
ガラスに揺らぐ光、ゆらゆら動く何か、
アイコンタクトが不可能な生き物たち。
水の匂い。
どれをとっても今の自分にはぴったりで居心地がいい。

ぴかぴかではなく、廃れた水族館がいい。
魚が少なくて、深海のような誰もいない水族館。
何の音もしない。閉館のアナウンスさえ流れない。
自分がシーラカンスになれる程の無音。
水の底から揺れる水面を眺める幸福感を味わえば、
何者だったか、何をしていたのか、何を守っていたのかが
すべてどうでもよくなって、感じるのは自分の体温だけだろう。

次の職場は水族館も悪くないかもしれないと思った。







ついでにガンダムにも会ってきた。
会期が終了しているのにも関わらず、
薄笑みを浮かべた大きなオトモダチがたくさん。
ガンダムを観たことはないが、彼がどんなに偉大かよくわかった。

けっこう、足、長いのね。

「The Piano （邦題ピアノレッスン）」監督Jane Campion

見たい見たいと思いながら意識的に避けていた映画。
サントラもポスターも、ましてや、主人公まで知っていたのに、
なんとなく避けていた。
暗いよ～長いよ～と言われていたせいもあるが。

・・・結果、見てよかったです。
今まで見なくてごめんなさい感じです。
どろどろかと思ったら、べちょべちょでした。

海とピアノ、そして直線的な黒い眉。
彼女の神経質さがとても心地よくて、暗いとは思わなかった。
旦那が人間として駄目過ぎて、苛立ちはしましたけれども。
切り落とされたDVシーンの後、「区役所行けよ・・・」と
まず思った自分が悲しい。

美しいボンネットとレースの白い襟。
それだけでも充分に見る価値がありました。

もし、とても我儘を言うなら、
エイダが毎晩眠りにつく度に思い出すという、
水底のピアノとつながれた私のヴィジュアルは
私には乙女過ぎて無理でした。
あれで一気に夢が覚めてしまった。



そして今日。
レースの衿が美しいワンピースを
見つけてしまった事は秘密。
密かにピアノレッスンワンピと名付けましょう。

いつもと違う帰り道で帰宅したら、
ものスゲー好みなウィンドウディスプレイ発見！







嗚呼神よ！
すでにクローズしていたので何屋だか不明だけれど、
多分アンティークの雑貨、アパレルかな・・・。
写真に撮れなかったが、
ものすごくえぐくて可愛いトルソーがあったり。
何処から見つけてきたんだと思わず独り言。

営業時間も書いてなかったし、
ネットで検索したけれど不明なので、
足しげく通うしかなさそうだ。


でかいビスクの子の髪が櫛通りが悪かったので洗う。
ペイトが丸見えではあまりにも悲惨だったので、
身近にあったサイズが少し小さめの鬘をかぶした。



お前、ぶさかわいいな。
黒髪ぱっつんに弱いのかもしれない。
それにしてもなんというおたふく。
そこらへんの赤ん坊は裸足で逃げるね。

太眉と下膨れは人形のみに許された可愛さでしょう（電波。

気がつくと秋の虫の声がする。
大人になればなるほど、時間がたつのが早いと
その昔まわりの大人たちは言ったが
本当にその通りで、日々、くだらない事に忙殺されている。

やるべき事はたくさんあるのになあ。
要するに今、眠くてだるいだけなんだけど。
この時間から布団に入るのももったいない気がするし、
かと言って何かを創る気力もない。



そういえば、最近CMで流れているスーモくんに
恋に落ちました。
ぬいぐるみ、ないのかな。

プリマドーリートウキョウをカスタム。
初めてこの子を見た時から、この子には着物だろ～と思っていたのだよ。

今回はデフォルトを丁寧に磨く系カスタムを目指す。
ヘアもアイもデフォのままで、磨いたりシャンプーしたり。
唇だけはガリガリ削ってみましたけれども。
原型をとどめたままのカスタムもなかなかおもしろいもんだ。

着物は私の夏帯を破壊したのだけれど、
どんなに頑張ってもおはしょりが長くなる。
おはしょりがちょうどいいと御稚児さんの位置程帯が高くなる。
ブライスっておしりが大きくて、異常に足が長いことに今更気づく。
「何言ってるの、見るからに足超長いじゃん」（同居人の一言）
・・・まあ、確かに。

この子、身内の男性陣にヘンに好評で、
「いいね～ほっとけない系だね～」と言われている（笑）
口角が下がっていて、アイメイクが濃いからか？
今までと違ってピンク禁止でメイクをしたから？
ブラウン系にヌーディリップはやっぱり好評のようだ・・・。


黒髪前下がりストレートボブ、一度してみたい髪型。
似合わないから出来ないけど。
丸顔の女顔の子がボブは似合うと思うんだよなぁ。
私ではどーしようもない。
逆立ちしたって無理だ。